春色梅児誉美 巻の4(滑稽本手控え)

あらすじ

『春色梅児誉美』巻の四は、丹次郎が芸者・米八と顔を合わせるところから、恋の緊張がさらに高まっていきます。しかもそのとき、丹次郎は久しぶりに顔を合わせた許嫁のお長と一緒にいました。互いに相手の存在を意識しながらも、表面上は何事もないように言葉を交わす三人。しかし、その会話の裏には、嫉妬や恨み、そして譲れない恋心が隠されています。その後、米八は藤兵衛に丹次郎への思いを訴えますが、文蔵から諭されることに。丹次郎をめぐる男女の思惑が交錯し、それぞれの恋心が次第に表へと現れていきます。甘く切ない恋愛模様と、江戸の人々の生き生きとした会話が楽しめる、物語の緊張感が一段と高まる一巻です。


なし