春色梅児誉美 巻の1(滑稽本手控え)

あらすじ

『春色梅児誉美』巻の一は、江戸の町を舞台に、若い男女の恋と人情が入り組んでいく物語の幕開けです。借金を抱えた家に丹次郎を養子として送り込んだ番頭たちは、さらにお殿様の大切な茶入を勝手に売り払い、その金を持ち逃げしてしまいます。そのため、本来は関係のない丹次郎にまで責任が及ぶことに。久八の助けを受け、身を隠すような生活を送っていた丹次郎のもとへ、彼に思いを寄せる米八が訪ねてきます。追われる身となった丹次郎と、そんな彼を案じる米八。二人の思いはどこへ向かうのか――。恋と人情、そして思いがけない事件が交錯する、波乱を予感させる物語の始まりです。


なし