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為永春水の『春告鳥』巻の六では、鳥雅が遠い田舎へ追いやられ、お民も田舎の親戚に預けられることとなり、二人は大きく引き離されることになります。二人を取り巻くさまざまな人物の思惑が交錯するなか、親しい者同士の間にも疑いや嫉妬が生まれ、思いもよらぬ出来事がお民を過酷な運命へと巻き込んでいきます。果たして鳥雅とお民は、離ればなれになっても心に秘めた思いを貫くことができるのでしょうか。恋の行方と人間関係の変化を通して、江戸の町人社会に生きる人々の情や葛藤を描いた、春水らしい人情味あふれる一巻です。
なし