続膝栗毛 十二編(上州草津温泉道中)中(滑稽本手控え)

あらすじ

『続膝栗毛 十二編(上州草津温泉道中) 中』は、長い旅を続けてきた弥次郎兵衛と北八の珍道中が、いよいよ江戸への帰路へと近づいていく一冊です。草津温泉をめぐる旅を終えた二人は、再び中山道を進み、高崎方面へ向かいます。道中では、旅人や宿場の人々とのやり取りから、思い込みや欲が引き起こす騒動まで、弥次北ならではの滑稽な事件が次々と起こります。二十年にわたって続いた『膝栗毛』の最終編だけに、これまでの旅を思い返しながら読む楽しさも格別。江戸時代の宿場町の風景や旅人の姿をのぞきつつ、二人の珍騒動を笑いながら楽しめる作品です。十二編は文政5年(1822)刊で、一九自身が挿絵も手がけました。


なし