続膝栗毛 十編(上州草津温泉道中)下(滑稽本手控え)

あらすじ

弥次郎兵衛と北八の上州草津温泉道中は、いよいよ湯治の本番へ。苦労して山道を越え、草津にたどり着いた二人は、名湯に身をゆだねるはずが、旅籠や湯治場でまたもや騒動を巻き起こします。温泉の入り方や土地の風習をめぐって勘違いしたり、旅先で出会った人々と調子のよい掛け合いを繰り広げたりと、二人の珍道中は最後まで笑いが絶えません。草津の湯に集まる湯治客の様子や町の賑わい、上州ならではの風俗も描かれ、当時の温泉旅行の雰囲気を味わえるのも大きな魅力です。果たして弥次北は、温泉で疲れを癒やすことができるのか、それとも新たな騒動に巻き込まれるのか――。二人らしい失敗と笑いが詰まった、楽しい旅の一冊です。


なし