続膝栗毛 九編(善光寺道中)上(滑稽本手控え)

あらすじ

弥次郎兵衛と北八の珍道中は、信濃の善光寺を目指してさらに街道を進みます。善光寺道の宿場や山里を行き交う旅人たちに交じり、二人は名物を楽しんだり、宿屋や茶屋でひと騒動起こしたりと、相変わらずの大騒ぎ。ちょっとした勘違いや欲深さから思わぬ災難に巻き込まれては、持ち前の調子のよさで切り抜けようとしますが、かえって事態をややこしくしてしまいます。街道沿いの風景や宿場の暮らし、旅人たちの姿も生き生きと描かれ、江戸時代の旅の雰囲気を味わえるのも魅力です。果たして二人は無事に善光寺へたどり着けるのか――。笑いと旅情に満ちた弥次北の旅から目が離せません。


なし