滑稽本手控え

Kokkeibon book note

江戸時代に創作された滑稽本(町人の日常生活におけるおかしさを書いたようなもの)の意訳をしたときのメモです。

# 項目 内容
1 木津川口 当然、今とは違っているので、どのあたりか調べてみました。
とはいえ、木津川は今もあるので、どのあたりで風待ちしたのかはわかりませんが、このあたりだろうというのは想像できます。
千本松大橋や新木津川大橋などループな道もあるみたいです。
2 大坂 「大阪」は、もともと近世までは、「大坂」と表記されていました。
なので、「大坂」の表記がほとどですが「大阪」と表記されているところも有ります。
単純な間違いか、明治ころに再編集したときに気がついたところだけ修正したのしょうか。
3 甲山(かぶとやま) 甲山(西宮市)。これは、お椀を伏せたような独特の形で、現在も西宮のシンボルです。
4 摩耶山(まやさん) 摩耶山(神戸市灘区)。日本三大夜景で知られる山。当時は摩耶山天上寺への信仰で有名でした。
5 丹生の山(にうのやま) 丹生山(神戸市北区)。六甲山系の北側に位置する山系。古くは霊場として栄えました。
6 てつかいが峰 鉄拐山(てっかいさん)。須磨離宮公園の北側に位置します。源平合戦の「一ノ谷の戦い」の舞台として有名です。
7 西の宮 現在の西宮市。西宮神社の門前町として栄えていました。
8 御影(みかげ) 現在の神戸市東灘区御影。当時から良質な石材(御影石)や酒造りで知られていました。
9 神戸(かんべ) 現在の神戸市中央区(三宮・元町周辺)。当時は生田神社の所領としての小さな村でしたが、後の神戸港開港により大都市となりました。
10 須摩(すま) 現在の神戸市須磨区。古くからの景勝地で、源氏物語の舞台としても有名です。
11 和田の岬 現在の和田岬。当時は海に大きく突き出した交通の難所であり、目印でした。
12 からす崎 現在の駒ヶ林周辺(長田区)にあった「烏崎(からすざき)」。現在は埋め立てが進み、岬の形状は失われていますが、地名として記憶されています。
13 鞍かけじま 室津の港から東へ約4kmほどの海域にあるのが、現在の家島諸島・東端に位置する「鞍掛島」です。
14 家島 現在もあります。
15 室の津 現在のたつの市御津町です。
江戸時代は西国航路の重要港で、「風待ち・潮待ちの港」として非常に栄えていました。
16 燈籠堂 日和山の上にある室津灯籠堂は現在も有ります。
港の入口にある灯台的施設で、船から見える「到着の目印」でした。
17 ほうたい寺のお市けまんぢう 法躰寺(ほうたいじ)現存するのかどうか、わかりませんでした。
たぶん、「お市後家まんじゅう」というが室津で売られていてその洒落で行ったのだとも思いますが、特わかりませんでした。