東海道中膝栗毛 四篇上(滑稽本手控え)

あらすじ

弥次郎兵衛と北八の珍道中は、さらに西へと進み、二人は旅先で次々と騒動を巻き起こす。道中では、宿場の人々とのやり取りや、旅の疲れから起こる勘違い、食べ物や酒をめぐる欲深さなど、二人の調子のよい言動が笑いを誘う。旅慣れてきたようでいて、相変わらず失敗ばかりの弥次郎兵衛と北八。周囲の人々を巻き込みながら、思いがけない出来事に右往左往する姿が生き生きと描かれる。江戸時代の旅の風景や宿場町の様子も楽しめる、笑いの絶えない道中記だ。


# 項目 内容
1 由縁斎貞柳(ゆえんさいていりゅう) 江戸時代中期の大阪で活躍した狂歌師です。
上方で狂歌の普及に大きく貢献した人物で、作は『貞柳翁狂歌全集類題』などに所収されている。