東海道中膝栗毛 三篇上(滑稽本手控え)

あらすじ

弥次郎兵衛と北八の珍道中は、いよいよ旅の先々で騒動を巻き起こしながら続いていきます。三篇上では、二人が道中で出会う人々とのやり取りを通して、江戸時代の旅の風俗や宿場町の様子がユーモラスに描かれます。旅慣れたようでいて、相変わらず調子に乗っては失敗を重ねる二人。ちょっとした勘違いや見栄、欲深さが思わぬ騒ぎを引き起こし、周囲を巻き込んで大笑いとなります。弥次北の軽妙な掛け合いと、当時の庶民の暮らしや旅事情を楽しめる、滑稽味たっぷりの一篇です。


# 項目 内容
1 遠江灘 当時は、静岡県の旧国名である遠江国から遠江灘と呼べれていたようです。
現在は遠州灘です。
ただ、伊勢の大王崎から伊豆の石廊﨑までの海域のことなので、どうして静岡県の旧国名である遠江なのかと思って調べてみました。
遠江灘という表現は、船乗りたちが使っていたことに要因があるようです。
大王崎を境に、東を「遠江灘」、西を「熊野灘」と明確に分けこともあったようです。