意訳はこちらから
(外部サイトが開きます。)
弥次郎兵衛と北八の珍道中は、さらに西へと続いていく。旅慣れてきたように見える二人だが、相変わらず酒や遊びには目がなく、旅先で出会う人々とも一筋縄ではいかない騒動を繰り広げる。宿では勘定や女をめぐってひと騒ぎ、道中では思い込みや早とちりから、とんでもない失敗をしでかす始末。それでも二人は、調子のよい口上と機転で何とか切り抜け、旅を楽しんでいく。宿場町のにぎわいや旅人たちの風俗、庶民の本音と笑いがたっぷり詰まった本篇は、江戸時代の「旅」の面白さを身近に感じさせてくれる一冊です。弥次北の次なる珍騒動から目が離せません。
| # | 項目 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | 由井 | 明治以降に、地名の標準化で「由比」になったそうです。 まあ、読み(音)は同じなので表記だけの問題ですね。 |
| 2 | いきもひやうたんもあるものか | これは「粋(いき)」という言葉に、語呂の似た「瓢箪(ひょうたん)」をくっつけた、江戸っ子特有の言い回し(地口)です。 独特の言い回しですから訳すのがなかなか難しいですが、 『粋』も『いなせ』もあるもんか と、しました。 |
| 3 | 六部 | 六十六部の略称。 全国66か国の霊場をまわる巡礼者のようです。 見た目でわかるような格好(白衣で、背中に仏像を納めた厨子を背負って鈴を鳴らす)だったのでしょう。 |