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弥次郎兵衛と北八の珍道中も、いよいよ大詰め。旅の先々で人々と出会い、名物を楽しみながら進む二人だが、相変わらず軽口と悪ふざけは止まらない。ちょっとした勘違いや欲から騒動を起こしては、思いがけない災難に巻き込まれてしまう。しかも、うまく逃げ切ったと思えば、別の騒ぎが待っている始末。二人の調子のよい掛け合いと、とんでもない失敗の数々は、最後まで読者を笑わせてくれる。旅人や宿屋の人々など、道中で出会うさまざまな人物とのやり取りからは、江戸時代の旅の風俗や庶民の暮らしも垣間見ることができる。果たして弥次郎兵衛と北八は、最後まで無事に旅を終えることができるのか。笑いと騒動が詰まった、弥次北道中の締めくくりを楽しみたい。
なし