東海道中膝栗毛 五篇下(滑稽本手控え)

あらすじ

弥次郎兵衛と北八の珍道中は、旅の終わりに近づいても相変わらずの大騒ぎ。道中で出会う人々や宿場町では、二人の軽口と早とちりから、思いがけない騒動が次々と起こります。旅先ならではの食事や宿での出来事、土地の風俗などもユーモラスに描かれ、江戸時代の旅がどのようなものだったのかを身近に感じさせてくれます。特に、弥次郎兵衛と北八の欲深さや調子のよさが騒動をさらに大きくし、読者を笑わせます。失敗してもへこたれず、懲りずに旅を続ける二人の姿は、まさに「弥次北」ならでは。江戸の庶民が楽しんだ笑いと旅情をたっぷり味わえる一冊です。


なし